「よい商品さえ広告すれば、売れる?」
広告宣伝に対する一般的な認識はこれで間違いありません。
しかし、情報過多で、しかもよい商品があふれている時代では、
すでに過去の遺物的な発想。
未だに「1ドル360円だ」と信じて疑わないようなものです。
円相場も人の気持ちも、常に同じではありません。
常に揺れ動いていて、変化しています。
人の感情の動きを的確にとらえて言葉を投げかけると、
お客はスムーズに行動するようになります。
例えば、ある浄水器を売っている会社がありました。
この会社は、ある言葉を使っただけで、売上を1.5倍にしたそうです。
その言葉とは、これです。「浄水フィルター、お一人様2本まで」というコピーを
「浄水フィルター、お一人様3本まで」に変えただけです。
このわずかな違いで、どのお客も3本買っていったそうです。
ウソのような本当の話。
人は、これだけ簡単に言葉に左右されてしまうのです。
それが人間です。
ただ限定をうたう場合は、なぜ限定なのかをきちんと説明することが原則です。
例えば、「やっと入荷しました。次回の入荷は未定です」、
「売れていて在庫がないけれど、ひとりでも多くのお客さんに提供したいから」、
「原材料の素材が貴重なために生産がかぎられている」など。
上記の会社の例でも、なぜひとり2本から3本にしたのか?
明確な説明がなくては、よい反応は得られないでしょう。
言葉ひとつで反応を上げた例をもうひとつ紹介します。
小冊子無料プレゼントを広告宣伝して録音テープ案内で
受付をした住宅販売会社がありました。
録音テープ案内に、お客が電話して、住所を残してもらうわけですが、
メッセージで何を言うかによって、住所を残す率が大きく左右されます。
最初のテストでは、40.9%の人が住所を残したそうです。
次に、こんなメッセージを入れました。「営業マンによる勧誘はありません」
すると、44.4%に上がったのです。
更に「先着50名様!」と録音しなおしたら、完了率は60%を超えたそうです。
この結果からも、お客が言葉によって住所を残す人と残さない人に別れることが分かります。
その事実を知っているか、知らないでいるかは、非常に大きな差です。
常に言葉を意識した商売に切り換える必要があります。
人は言葉で思考して感情が動かされます。
人は言葉以外では思考できません。
広告宣伝では、この認識が大切です。
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