「プレスリリースを流しても全く取材に来ません! 」
造園業を営む方から相談があった時のことです。
1通のマスコミリリースを流したのですが、
全く取材が来ないとのことでした。
実際に使用したリリース文の内容は、
「次世代ガーデニングは自分らしさがテーマ」という
キャッチコピーから書かれていました。
そしてガーデニングについて語られています。
文章構成はとてもよく、理路整然としていて
読みやすい内容で、形式も基本を守っていました。
しかしマスコミからの反応がないという状態でした。
反応がない理由は、
「次世代ガーデニングは自分らしさがデーマ」という
タイトルと切り口にインパクトがないためです。
そしてこのリリースの提案自体が、一業者による
売り込みの印象が拭いきれていないのです。
マスコミは、業者への利益誘導の片棒は担いでくれません。
マスコミが記事にしてくれるリリースとは、たったひとつ。
「消費者にとって、ためになる内容」です。
具体的にはどんなものがあるのでしょうか。
取り上げられる可能性の高い順にランキングしてみます。
① 消費者に危険や問題点を提起する内容
② ボランティア性のある内容
③ 本当に目新しいトピック
大きく分けると、この3つです(他にもあるかもしれません)。
ですので、リリースの切り口はこれに沿ったものにすれば、
取り上げられる可能性はグッと高まります。
もうひとつ類似した例があります。
画期的な授業システムを売りに、リリースをかけた
英会話スクールの例です。
「価格破壊を起こす英会話教室を一人の女性が起業した」という
キャッチコピーが書かれています。
こちらも残念ながら取材には至っていませんでした。
このリリースの内容は、
③の目新しいトピックに入ると思いますが、
ダメだったようです。
この英会話スクールのリリースと造園業のリリースはよく似ています。
この2つのリリースを見た記者の反応はきっとこうです。
「消費者にとって悪い提案ではない・・・でも結局自分とこが儲けたいんでしょ?」。
こんな感想になると思います。
だから腰をあげないのです。
当然取材にも来ないわけです。
この内容では何回も流せばそのうちひっかかるかもしれませんが、
1回リリースを流しただけではムリでしょう。
1回で取材を受けるには、さきほどの、
①か②をやらないといけません。
ガーデニングという分野では危険や問題点は
提起しにくいかもしれません。
そうであれば、ボランティアで考えてみます。
「体が不自由で庭の手入れができない人のために、
私が無料で解決策をアドバイスします」
という切り口にします。
そして名前を売ります。
また、取材された記事をセールスレターや、
広告に使い、2次利用します。
取り上げられにくい分野にいるのであれば、
マスコミ記事で、直接見込み客を見つけようとせずに、
2次利用を主体に考えていくのもひとつの方法になります。
つまり、一回取材を受けると、マスコミのデーターベースに
登録されるので、次からはマスコミのほうから、
取材に来るようになります。
そうやって実績を作れば、自分の考えているような
リリースを記事にしてもらえるようになるはずです。
もうひとつ大切なことは、何度も流すということです。
取材されないのは、単に、他に大きなトピックがあって
それどころじゃなかったからとか、たまたま
目に留まらなかったということが理由だったりします。
何度リリースをファックスしてもマスコミは怒らないので、
心配はいりません。
めげずにチャレンジあるのみです。

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