「こんな高い歯磨き粉、誰が買うんだ?」
ここに、1本数千円もする歯磨き粉があります。
これで磨くと歯が白くなるらしい。が、やっぱり高い。
ふつう、歯磨き粉は200~300円くらいのもの。
それを10倍以上の値段で売る。
普通に店頭に並べたって絶対に売れません。
あなたなら、この歯磨き粉をどう売りますか?
商品に対して金額が明らかに高いものを売る場合、
必ずしなくてはならないことがあります。
たったひとつのことです。
いったいどのようなことなのでしょうか?
商品の価値を価格以上に上げること。
これができれば、高い歯磨き粉でも売れます。
作為的に価値のないものに価値を与えるテクニックは
決して難しいことではありません。
では、どうすれば商品の価値を上げることができるのでしょうか?
その方法をひとつ紹介しましょう。
価値を上げるには、お客の欲求を上げればいいわけです。
例えば、野球のボール1つを見ても、特別に欲しくはなりません。
でも「有名な大リーガーが打った記念すべきボール」となれば、
みんなつかみあいをしてでも欲しがります。
その結果、価値が上がりボール1個1億円で取引されるようになります。
欲しいという欲求が高まれば高まるほど価値は上がります。
商品の価値はあなたが決めるのではありません。
お客が抱く欲求の度合いが、価値を決めているのです。
つまり、お客に「俺も歯を白くしたい~!」と思わせることができれば、
この歯磨き粉の価値は上がります。
ある歯科医院の医師が1通のダイレクトメール(以下、DM)を使って、
この数千円もする歯磨き粉を100本売り切りました。
受注率はなんと10%!
現在も売れ続けているために、いつも品切れ状態とのこと。驚きです!
このDMを読むと、無性に歯を白くしたくなる。
最後に、この歯磨き粉が欲しくて欲しくてたまらなくなる。
だから、10倍以上の値段でも買ってしまうのです。
では、DMの中で、どのようにしてお客の欲求を喚起しているのでしょうか?
優れた点はいくつもあるのですが、最もよくできている点は、
読むだけでイメージが浮かぶところです。
黄色い歯だというだけで自分が損をしていることが即座にイメージできるのです。
「歯科衛生士がピカピカにしても、すぐまたお茶・コーヒー・タバコにより着色します。
せっかくお肌の美白に気を使っても、歯がこれでは幻滅です。
営業で人と話す人はなおさらです」
そして、商品を使った後の自分が明確にイメージできます。
「感想が寄せられています。
『スーパースマイルはスッキリ感が続く。ツルツルした感じが心地よい』(26歳女性)
『たしかにきれいになってきた。輝きも出てきた』(40歳女性)
『友達に最近歯がきれいになったと言われた』(17歳男子)
『いやぁ、1日40本タバコを吸うので、スーパースマイルいいです。全然違います。』(70歳男性)」
結局、お客の声を書き連ねてあるだけですが、
実際にここまで言われると、人間は自分に都合のいいイメージを膨らませるようになります。
「歯が白くなれば、きっとモテるな・・・」
「みんなの前で、白い歯で輝く笑顔を振りまけば、俺も人気者だ」
「歯が白くなれば、俺の人生は変わる!」
限りなく妄想に近いかもしれません。
でも、この妄想が人を購買に走らせます。
お客はその商品を使って、自分がどのような姿になれるのかを
明確にイメージできないと、欲求は生まれてきません。
いかに妄想を抱かせるように書くか?
それにはやはり、お客の声を使うのが1番手っ取り早いと言えます。
なにしろ、お客の声を紹介するだけで、
読んでいる人は勝手にイメージを膨らませてくれます。
自らイメージしたことは、疑いようがありません。
大切なことは、読み手がイメージを作りやすいように、お客の声を作ること。
これが、更に反応を上げるポイントです。例えば、こんな感じです。
「歯が白くなるだけで、気分も若返るね! まだまだ若い者には負けません」
「初めて恋人ができました。爽やかな笑顔に魅かれたって。本当にうれしいです」
「調査会社の調べでは、トップ営業マンで歯の黄色い人はいないそうです。
私も歯が黄色くて、セールスが及び腰でした。これからはスーパースマイルで人生を変えます!」
お客の声一つひとつに具体性と信憑性を持たせるように書く。
すると、商品を使った後の自分をイメージしやすくなります。
イメージしやすくなった分だけ、たくさん売れるようになります。
商品購入後の姿をイメージしやすくなるように、お客の声を書く。
大切なポイントです。覚えておきましょう。
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